自分は断捨離の一環として紙の本を一度すべて処分した。小説、漫画本、昔描いた同人誌、参考書…おかげで本棚そのものを処分することができて大満足。
このときに改めて思ったのが、本ってマジで重いこと。それを実感したのは最後に引っ越しを行ったとき。
バッグや段ボールに詰めて持ち運んだときに「え???こんなに重いん???」と気づいたのがきっかけ。それまでも「本ってかさばると重いよね~」ぐらいにしか思ってなかったが、あのときは改めて本の重さそのものにびっくりして、同時に辟易してしまった。
自分が提唱するミニマリズムのひとつとして「軽量化」がある。これは登山やキャンプなどのアウトドアの経験から実感したもの。モノにもよるが、重いことによるメリットよりもデメリットのほうが大きいと感じている。
スマホなどが顕著かもしれない。我々はスマホ依存症。いつだってスマホを片手に持っている。そのスマホが200gなのか180gなのか。この20gの差はめちゃくちゃでかい。一度きりならまだしも、何時間も持ち続けるとなるとこの20gの差がジワジワと効いてくる。
同じ理由でモバイルバッテリーもそう。充電速度を気にしないのであれば、同じ容量同じ性能ならば絶対に軽い方を選ぶ。重いことに理由はないのだ。
こんな感じで「重量アンチ」ともいえる自分が紙の本を手放したときのスッキリ感。これが半端じゃない。あんなにバカでかい本棚ごと処分できて見た目もスッキリ!!買い直したものもあるとはいえ、読みたい本は全部この中に!!電子化バンザイ!!(ちなみに「自炊行為」はしなかった。あとで見返そうと思ってサイトをPDF化したものがいくつもあるが、見返したことがなかったからだ)
そんな元「紙の本を読み、それ以降電子書籍に切り替えた」勢である自分が最近思うこと。それが…
紙の本がぜーーーったい読みやすい!!!
マジでこれ。マジでこれなのだ。図書館で本を借りてくるたびに思う。
たしかに利便性においてスマホやタブレットのほうがいいのは間違いない。容量があるかぎり、スマホ1台で何百冊何千冊の本を持ち運ぶことができるのだから。小学生のとき、両親の実家に帰るときに自分のリュックの中に漫画を何冊もいれて持っていったのを覚えている。ああいうことをしなくて済むのだ。
だけどこれは本当に感覚的なことなので科学的なものはなにもないが、スマホやタブレットで読むよりも紙媒体で読んだほうがスラスラ読めるし頭の中に入ってきやすい気がする。
それに読みたいページまでサーーーッとめくれるのがいい。あくまで慣れの話だと思うが、自分はいまだに紙媒体のほうが目的のページまでたどり着くのが早い。
とくにスマホで読む場合、他のアプリが気になってしょうがない。動画、SNS、LINE…さまざまな誘惑がすぐ隣りにある。現代人の我々では厳しい。

そういうわけで、今は「紙の本と電子書籍、それぞれ半々」でやっている。具体的には、図書館で本を借りて、それで何度も読むくらい気に入ったものであれば電子書籍で買う、なければ物理的な本を買う、といった感じだ。
正直、しょーーーじき本音をいえば、紙の本を全処分した手前あまりモノを増やしたくはないのだが、ここは「学ぶ機会を得るメリット」を受け取ったほうがいいと解釈している。自分にとってのミニマリズムは、快適さや心地よさであるのと同時に成長する機会でもあると思っているから。
以上、紙の本を全処分したミニマリストが紙の本の良さを語る話でした。

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