自分自身へのルッキズムをぶん殴れ!!!

 自分は「100日後にイケメンになる男」シリーズ、通称「100日チャレンジ」を行っている。その一環として美容に興味を持つようになり、日々切磋琢磨してきた。
 ところが、どうにも自分がルッキズムに飲まれつつある感覚がある。なんというか、得も知れぬ不安を覚えるのだ。

 前までは変わる自分を見るのが楽しかった。それがだんだんと「これとこれとこれをしなければいけない(=完璧ではない)」と思うようになってきたのだ。
 少なくとも髪の色やパーマは自分が前々からやってみたいと思っていたことだった。それが眉毛、肌(毛穴)、ヒゲ…ここらへんは一度整った状態をみてしまうと、完璧主義の脳にとってそれが「基準・標準(0点)」になる。すると、素の自分が「マイナス」に見えてしまい、「元に戻るのが怖い」という依存と強迫観念を生み出してしまう。
 よって、次のような方程式ができる。

「見た目への過度な意識(ルッキズムの囚われ)」×「完璧主義」×「自己肯定感の低さ」

 おわかりだろうか?この方程式のヤバさ。地獄の方程式だよねこれ。この字面だけで頭がおかしくなりそうだ。

 

 これまでさまざまなことを試してきた。
 髪の色を変えた。パーマをあてた。髪型を変えた。眉毛を整えた。肌質改善をしている。BBクリームなどを塗って毛穴ケアをしている。ヒゲもキレイに剃ってこちらも青ひげ隠しをしている。ホワイトニングの歯磨き粉を使い始めた。3ヶ月前の自分なら考えられない話だ。

 だがハッキリ言おう。周りからの評価は何一つ変わっていない。「竜丸さん髪型カッコいいですね!」というお褒めの言葉をいただいた以外はなにもない。
 「青ひげ目立たなくなりましたね」なんてわざわざ口に出して言うことでもない。しかしそれがかえって「どこがよかったのか・悪かったのか」という判断もできない。
 にもかかわらず、自分で自分のハードルを上げてしまっている。「BBクリームなどを塗って毛穴ケアをしたから相手にしてもらえているんだ(=していない自分は相手にしてもらえないかもしれない)」という根拠のない考えが自分を苦しめている。妄想、思い込み、ここに極まりだ。

 さすがにこの現状はいくらなんでもマズすぎる。
 幸いなことに今この時点で気づくことができたのでよしとしよう。自分がこれまでやってきた努力そのものは無駄ではなかったのだから。

 なので、美容に関してはトーンを落としていく方向で行っていく。
 自分は接客業。お客様から見られる立場なので、最低限の身だしなみ(爪を切る、ヒゲを剃る、鼻毛チェックなど)はこれからも継続していく。が、これまでの過剰ともいえる美や容姿への執着を一度手放してみようと思う。

 こういった気付きこそが、100日チャレンジの本質なのかもしれない。

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